価格に対しての3つの観点 ホームページ作成でも注意!
- yako
- 2018年5月21日
- 読了時間: 3分
更新日:2018年5月23日
一般的に価格は価値と比例します。缶ジュースやお菓子など食品でも流通が違うのに東京でも新潟でも大阪、九州でも同じ価格です。

一般的な市場価値基準があるので、意味もなく高いものは他と比べられ売れないです。
稀に数量限定とかで高価値なのに安いものは存在しますが、妙に安いとお客さんは不安にもなります。
今日のポイント
価格は商品の価値。それを決めるのは買い手であるお客さんである。
その反対に販売側では高粗利商品で高額商品を扱えば利益率は上がります。
慎重に決めましょう。
ECサイトなどのホームページ通販などでは価格に見合った作成が必要になり「どう感じさせるか」が肝心です。
価格についての3つの観点
原価を元に検討する
コンピュータシステム開発など、原価が完全に予測できない場合に一定の率で高く価格を提示する方法。一般的小売店などの商品などでも原価に対して一定の率で上乗せしておく方法が用いられます。
家電や自動車業界など新たな巨額の設備投資を伴う新商品
需要を元に検討する価格施策
これは多くの場面で行われています。顧客が最も価値を感じてもらえる価格を付ける方法。
グレードやクラスなど状況に応じて細かく価格を設定する方法。
競争を元に検討する価格施策
入札への参加
実勢価格に合わせる方法
新商品投入時の決め方は、
スキミングプライシング(上澄み吸収価格)とペネトレーションプライシング(浸透価格戦略)です。
スキミングプライシング
家電製品など高くても買ってくれるお客さんがいる場合は、最初に高い値段をつけ、短い期間に大きな利益を得る戦略です。既に熱狂的なファン層がいて所有することにもステータスを感じている場合が多い。iPhone(アイフォーン)は、アップル製のスマートフォンであるが信者も多く市場の獲得方法は目を見張る。
発売当初は値引きはせず型落ちと呼ばれる半年から一年目以降はかなり安い価格で売られる場合も多い。
ペネトレーションプライシング
ファーストフードの様に、安くすると一定の割合で買ってくれるお客さんがいる場合は、最初に安で短期間に大きなシェアを得る戦略です。
大きなシェアを取り販売量を増やし消費者への認知度を高め、規模を広げ、原価も下げられます。長期的には十分な利益を確保できるだろうと見込みで行います。
心理的な効果を狙った価格の値付けとして
8や9を伴った価格付けをする。
意図的に高く設定し高級感を出す。
慣習的に定まっている価格に合わせる。
Price(価格)の4つのチェックポイント
キャンペーン値引きなどへの対応は?
お客さんはコストパフォーマンスに魅力を感じるか?
長期的に採算がとれるか?
ブランドを損ねていないか?
役立ててください。
まとめ
いまやネット社会。ホームページ作成をしたりするタイミングで価格訴求は大変重要です。ですが、価値があるを伝えられれば価格だけの競争から抜け出る方法があります。開発秘話や目指した品質などが商品の紹介だけに終わらないようにすることです。
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